Your Team for Growth.

経営課題をチーム力に変える レイアップ式 WEBマーケティング。

CASE 課題ケース

SEOコンサルを頼む前に確認する5つの基準|費用の実例

SEOコンサルを頼む前に確認する5つの基準|費用の実例

SEOコンサルを頼む前に決めるべきことは、依頼先の候補ではなく「何を任せて、何を社内で判断するか」です。丸投げした結果、何をしてもらったのか分からないまま費用だけが積み上がる例を筆者は何度も見てきました。結論、Googleが公開する業者選びの基準を自社の確認項目にし、契約範囲と成果の測り方を先に決めれば、依頼の失敗はほぼ防げます。当社の契約実例をもとに、確認すべき基準を5つに整理しました。

  • 基準①Google検索の基本事項に沿った説明ができるか
  • 基準②順位の保証や「Googleとの特別な関係」を言わないか
  • 基準③成果の測り方と期限を契約前に決めているか
  • 基準④任せる範囲と社内で担う範囲が分かれているか
  • 基準⑤Search ConsoleとGA4の所有者を自社にしているか

この記事では、当社の契約実例、依頼前に確認する5つの基準、内容・費用・期間の目安、よくある質問を解説します。

SEOコンサルを頼む前に知っておきたい3つの実例

SEOコンサルの成否は、依頼先の知名度ではなく「契約範囲と判断基準を先に決めたかどうか」で決まります。筆者(株式会社LAYUP代表取締役の光田直史)が実際に関わった3つの実例から、依頼前に何を決めておくべきかを具体的に見ていきましょう。

◆3つの実例の概要(2026年9月時点・当社の実績)

実例会社形態分かったこと
実例①岡山市の解体工事会社月額5万円(税別)のSEOコンサル契約記事執筆と改修を契約範囲から外し、月1回の訪問で判断だけを担う形にした
実例②岡山市の印刷会社SEO戦略の支援と内製化研修訪問者数800%のあとに研修へ移行し、判断基準を社内に残した
実例③当社(layup.info)自社の記事で圏外を体験「27社比較」の記事は90日で表示78回・クリック2回。国内のクエリでは表示ゼロだった

実例①月額5万円のSEOコンサル契約で範囲を絞った解体工事会社

当社は2026年9月、岡山市の解体工事会社とSEOコンサルティング契約を結びました。月額5万円(税別)で月1回の訪問(オンライン可)を行い、6か月ごとに更新する形です。記事の執筆・サイトの改修・広告の運用は契約範囲から外し、必要になったときに別途見積もる形にしました。

範囲を絞った理由は、この会社が自分たちで記事を書ける体制を持っているためです。当社が担うのは、Search Console(Googleの検索データを見るツール)の実データを一緒に読み、次の1か月に書く記事と直すページを決める「判断」の部分だけです。

作業を丸ごと任せる契約に比べて月額は小さくなります。その代わり、社内の担当者が毎月データを見る習慣が付き、契約が終わっても判断の基準が社内に残ります。

実例②訪問者数800%のあと内製化研修へ移った印刷会社

岡山市の印刷会社である協同プレス様では、当社がSEO戦略の支援を行い、サイト訪問者数が800%になりました。成果が出たあとに支援を続けるのではなく、SEO内製化研修へ移行し、判断基準を社内に残す形を選んでいただきました。

受講後のインタビューでは「見るべき指標と確認すべき項目が明確になり、感覚で進めていた施策を判断基準をもって検討できるようになった」という評価をいただいています。

SEOコンサルの目的は、順位そのものではなく「自社で判断できる状態」です。成果が出た時点で任せる範囲を縮め、社内へ移す計画を最初から持っておくと、費用の総額を抑えられます。

同社との月次の打ち合わせで、当社が数字の報告から次の施策の提案までをどう進めているかは、動画で公開しています。

【初公開】プロのSEO戦略、クライアントとの打ち合わせ全部見せます!

実例③「27社比較」の記事が圏外だった当社サイトの体験

この記事の旧版は「おすすめのSEOコンサルティング会社27選」という他社の比較記事でした。2026年6月17日〜9月15日の90日間で、Search Consoleの表示回数は78回、クリックは2回にとどまり、「seo コンサル」の検索ではDataForSEO(検索順位の計測サービス)の実測で100位圏外でした。

表示されたクエリの大半は「seo consulting services」のような英語の検索で、国内の読者にはほぼ届いていなかったのが実情です。依頼先を探している人に必要なのは会社の一覧ではなく、自社で判断するための基準だと考え、記事を全面的に書き直しました。

筆者にとっても、SEOコンサルを名乗る側が自社の記事で圏外だったことは反省点です。だからこそ本記事では、順位が出ない原因の切り分けから、依頼前に確認する基準までを包み隠さず書いています。

SEOコンサルを頼む前に確認する5つの基準

依頼先を比較する前に、Googleが公開している「SEO業者の利用を検討する」ページの内容を自社の確認項目に置き換えておきましょう。Googleは、業者に確認すべき質問と、避けるべき業者の特徴を公式に示しています。ここでは、その内容と当社の契約実例をもとに、依頼前の基準を5つに整理しました。

Google検索セントラル「SEO 業者の利用を検討する」の該当箇所(業者に確認すべき質問と注意すべき業者の特徴)

出典:SEO 業者の利用を検討する|Google 検索セントラル(スクリーンショットは筆者取得)

基準①Google検索の基本事項に沿った説明ができるか

Googleは業者に「Google 検索の基本事項に準拠しているか」を確認するよう勧めています。具体的な施策を「なぜそれをやるのか」までGoogleの公開情報をもとに説明できる業者を選んでください。

たとえば「内部リンクを増やします」という提案なら、どのページからどのページへ、どの検索意図をつなぐために設置するのかまで説明できるかを確認します。説明を避けたり、行動の目的を明確にしなかったりする業者には、Googleも警戒を促しています。

当社の場合は、月1回の訪問で提案の根拠になったSearch Consoleの画面をそのまま見せ、担当者が同じ画面を自分で開けるようにしています。

基準②順位の保証や「Googleとの特別な関係」を言わないか

Googleは「検索結果の最初のページに必ず表示される」といった保証や、Googleとの「特別な関係」「優先登録」を宣伝する業者に注意するよう明記しています。Googleに優先登録の仕組みはないため、順位を約束する業者はそれだけで候補から外して構いません。

順位は検索する人の意図、競合の記事、Googleの評価基準の変更で常に動きます。誠実な業者ほど「いつまでに何位」ではなく「どの検索語で、どの指標を、どう伸ばすか」という言い方をします。

基準③成果の測り方と期限を契約前に決めているか

Googleが挙げる確認事項には「期待される結果とその時期、成果はどのように測定するのか」が含まれています。契約前に、見る指標(表示回数・クリック数・問い合わせ数)と確認の周期を書面で決めておきましょう。

当社の契約では、月1回の訪問時にSearch Consoleの表示回数とクリック数、対象キーワードの実測順位を確認し、次の1か月の施策を決めます。指標が決まっていれば、成果が出ていないときにも「何を変えるか」の議論ができます。

反対に、指標が曖昧なまま始めると、成果の有無を業者の報告書の書きぶりで判断することになります。

基準④任せる範囲と社内で担う範囲が分かれているか

「SEOコンサル」の契約範囲は会社ごとに大きく違うため、記事の執筆・サイトの改修・広告の運用が含まれるのか、別料金なのかを契約前に確認してください。実例①の解体工事会社では、記事執筆と改修を範囲外にした結果、月額を5万円に収められました。

社内に書ける人がいるなら執筆は内製し、判断だけを外部に頼む形が費用対効果は高くなります。逆に書ける人がいない場合は、執筆込みの契約か、書ける人を育てる研修型を検討します。

任せる範囲を決めるときは「契約が終わったあとに社内に何が残るか」を基準にすると判断しやすくなります。

基準⑤Search ConsoleとGA4の所有者を自社にしているか

Search ConsoleとGA4(Googleのアクセス解析)の所有者は、業者ではなく自社にしてください。当社の支援では、両方とも所有者をお客様にし、当社は閲覧や編集の権限を付与してもらう形で運用しています。

業者が所有者になっていると、契約終了時にデータごと失う、あるいは引き継ぎに時間がかかるといった問題が起きます。当社の実例③のように、過去のデータがあるからこそ「どの記事が届いていないか」を数字で判断できます。

契約前に「所有者は自社、業者は権限付与」という形を明文化しておくと、依頼先を変えるときにも困りません。

SEOコンサルの内容・費用・期間の3つの目安

SEOコンサルの費用は「作業をどこまで含むか」で決まり、判断だけを任せる形なら月額数万円から、執筆や改修まで含めると月額数十万円になります。旧版の記事では「相場は月10万〜50万円」と書いていましたが、根拠となる調査を示せていませんでした。ここでは当社の実例と、公開情報で確認できる範囲の目安を書きます。

◆SEOコンサルの内容・費用・期間の目安(2026年9月時点・当社の実例と契約経験に基づく)

項目判断だけを任せる型執筆・改修を含む型研修型(内製化)
主な内容データの読み方と次の施策の決定施策の実行まで業者が担う社内の担当者が判断と実行をできるようにする
費用の目安月額5万円(税別・当社の実例)作業量に応じて月額数十万円月額10万円〜(税別・当社の6か月プラン)
期間6か月単位の更新6か月〜1年2〜6か月
社内に残るものデータを見る習慣と判断基準業者の成果物判断基準と実行の手順

目安①内容は「判断」と「作業」に分けて考える

SEOコンサルの内容は、大きく「判断」と「作業」に分かれます。判断とは、どの検索語を狙うか、どの記事を直すか、何を優先するかを決める部分です。作業とは、記事を書く、ページを直す、内部リンクを設置する部分を指します。

費用の差はほぼ「作業をどこまで業者が担うか」で生まれます。判断だけを任せるなら、月1回の訪問とデータ確認で成立するため月額は小さくなります。

自社に書ける人がいるか、直せる人がいるかを先に棚卸しすると、どの型を選ぶべきかが自然に決まります。

目安②費用は当社の実例で月額5万円から

当社が2026年9月に結んだ契約は、月額5万円(税別)・月1回の訪問・記事執筆や改修は別途見積という条件です。判断だけを任せる型の費用感として、ひとつの実例になります。

執筆や改修を含む型は、記事の本数やページ数によって変わるため一律の相場は示せません。見積を取るときは「記事1本あたり」「ページ1枚あたり」の単価が明示されているかを確認してください。

研修型は当社の場合、講義6回・受講2名までで、6か月プランなら月額10万円〜(税別・初期費用無料)です。作業を任せる型より総額を抑えつつ、判断と実行の両方を社内に残せます。

目安③期間は6か月を一区切りにする

SEOの成果は、記事を公開してから検索結果に反映され、順位が安定するまでに数か月かかります。当社の契約が6か月単位なのは、この期間があれば「施策が効いたかどうか」を実データで判断できるためです。

1〜2か月で判断すると、まだ反映されていない施策を「効果なし」と誤って切り捨てる恐れがあります。反対に1年以上の契約を最初から結ぶと、業者を変えたいときに身動きが取れません。

6か月ごとに指標を見直し、任せる範囲を縮めていく計画にしておくと、費用の総額を抑えながら社内の力を育てられます。

お米のギフトを販売するECサイトで、継続の判断を6か月後に置いた支援の経過は、当社の動画で紹介しています。

【会社の集客が変わる】成果が出たSEO戦略とアクセスのリアルな数字

SEOの内製化なら、株式会社LAYUP

私たち株式会社LAYUP(岡山市北区津島新野)は、SEOの施策を外部に任せ続けるのではなく、社内の担当者が自分で判断して回せる状態をつくる「SEO内製化・インハウス化研修」を提供しています。上の5つの基準を社内で判断できる人を育てることが、SEOコンサルの依頼で失敗しない一番の近道だと考えています。

研修は講義6回・受講2名までで、期間は2〜6か月から選べる設計です。料金は6か月プランで月額10万円〜(税別・初期費用無料)、対面とオンラインを組み合わせた形式で行います。判断だけを任せたい場合は、実例①のような月額5万円(税別)からのSEOコンサル契約にも対応しています。

◆株式会社LAYUPのSEO内製化・インハウス化研修の内容

回内容
1SEOの基本と変遷
2ペルソナと対策キーワードの設定
3SEO記事の構成の作り方
4SEO記事のライティング
5CVR(成約率)改善のコツと見るべき指標
6研修終了後に自走するための業務設計

筆者(代表取締役 光田直史)は岡山の高校を卒業し、運送や不動産の仕事を経て、IT企業の製造部門で8年間勤務したのち、2022年に独立しました。事業部長と内部監査室長を兼任した経験から、判断の基準を社内に残す支援を重視しています。

「依頼先を選ぶ前に、社内でどこまでできるか知りたい」という段階からでもご相談ください。自社サイトの現状と社内の体制を伺い、任せる範囲と内製化する範囲の切り分けから一緒に整理します。無料相談はこちらからお申し込みいただけます。

SEOコンサルを頼む前によくある3つの質問

SEOコンサルを検討する経営者の方から、筆者がよく受ける質問を3つにまとめました。契約前の打ち合わせで同じ疑問が出たら、ここで解消しておいてください。

質問①SEOコンサルとSEO代行は何が違いますか?

SEOコンサルは「判断」を担い、SEO代行は「作業」を担う点が違います。コンサルは狙う検索語や直す記事を決め、代行は記事の執筆やページの改修を実行します。

実際には両方を組み合わせた契約が多いため、契約書で「判断」と「作業」のどちらが含まれるかを確認してください。判断を社内で担えるなら代行だけ、作業を社内で担えるならコンサルだけ、という選び方が費用を抑える基本です。

質問②月額5万円のSEOコンサルでは何をしてもらえますか?

当社の月額5万円(税別)の契約では、月1回の訪問でSearch ConsoleとGA4の実データを一緒に確認し、次の1か月に書く記事と直すページを決めます。記事の執筆やページの改修は含まれないため、社内に実行できる人がいる会社向けの形です。

執筆や改修まで任せたい場合は、作業量に応じた別の見積になります。契約前に「社内で誰が何を実行するか」を決めておくと、必要な範囲だけを依頼できます。

質問③AI OverviewやAIモードの時代にもSEOコンサルは必要ですか?

必要ですが、見るべき指標が増えます。AI Overview(Google検索の上部に出るAIの要約)やAIモードでは、順位だけでなく「AIの回答に自社の記事が引用されているか」が成果の指標になります。

当社は2026年9月時点で、対象キーワード197語について、AI Overviewの枠があるか、その枠に自社の記事が引用されているかを毎週計測しています。SEOコンサルを選ぶときは、AI検索での引用を計測する方法を持っているかも確認してください。AI検索対策の考え方はAI Overviewの記事とLLMOの記事で詳しく解説しています。

基準を決めてからSEOコンサルに相談しよう

SEOコンサルは、依頼先を探す前に「何を任せて、何を社内で判断するか」を決めた会社ほど成果につながります。本記事で解説した5つの基準を、契約前の確認項目として使ってください。

  • 基準①Google検索の基本事項に沿った説明ができるか
  • 基準②順位の保証や「Googleとの特別な関係」を言わないか
  • 基準③成果の測り方と期限を契約前に決めているか
  • 基準④任せる範囲と社内で担う範囲が分かれているか
  • 基準⑤Search ConsoleとGA4の所有者を自社にしているか

本文で触れなかった補足として、Googleは業者に「過去の作業のサンプルと成功事例」「同じ業種や地域での実績」を尋ねることも勧めています。候補の会社には、自社と同じ業種・同じ地域の実例を具体的に聞いてみてください。

この記事の要点は次の3つです。

  • SEOコンサルの費用は「判断」と「作業」のどちらまで任せるかで決まり、判断だけなら月額5万円(税別)の実例がある
  • 順位を保証する業者、Googleとの特別な関係を言う業者は、Googleの公式ガイダンスに照らして候補から外す
  • Search ConsoleとGA4の所有者を自社にし、6か月ごとに任せる範囲を縮めていく計画にする

関連記事

まずは「任せる範囲」と「見る指標」を1枚にまとめ、候補の2〜3社に同じ条件で相談してみましょう。社内でSEOを判断できる体制づくりから始めたい場合は、株式会社LAYUPの無料相談をご利用ください。

Your Team
for
Growth.

経営課題を共に
言葉にすることから

私たちの支援は、漠然とした悩みを一緒に整理する対話から始まります。
まだ具体的な施策が見えていなくても大丈夫です。
課題を言葉にし、方向性を見つける最初の一歩を、共に踏み出しませんか?

CONTACT