
岡山でSEOを依頼したいものの、どの会社なら失敗しないのか、社長に説明できる判断材料がなくて困っていませんか。結論、Googleが公開している考慮事項で確認点を先に決めれば、依頼先の見極めは自社でできます。
当社が支援した岡山の印刷会社3社にも、依頼前に決めていた共通点がありました。確認したいのは次の5点です。
- ポイント①任せる範囲と社内の役割を先に決める
- ポイント②提案の根拠をGoogle公式ガイダンスで確かめる
- ポイント③成果の測り方と確認時期を契約前に合意する
- ポイント④順位保証やリンク販売をうたう会社は避ける
- ポイント⑤Search Consoleは閲覧権限で共有する
この記事では、岡山3社の事例、依頼前の5つのポイント、費用と契約形態の注意点、当社の支援、よくある質問の順で解説します。
目次
岡山でSEOを依頼して成果につながった3つの事例
岡山でSEOを依頼して成果が出た会社には、「何を任せるか」「何を成果と呼ぶか」「悪い数字も含めて報告を受けるか」を依頼前に決めていた共通点があります。会社の一覧を眺めて選ぶより、この3点を先に決めるほうが、依頼先の見極めは確実です。
筆者自身の反省から書きます。本記事の旧版は岡山のSEO会社15社を並べた比較記事でしたが、2026年6〜9月の90日間で検索結果に467回表示されてクリックは0回でした(当社のSearch Consoleの実測)。会社名を並べただけでは、読む人の判断材料にならなかったと受け止めています。
そこで今回は、当社が実際に支援した岡山の印刷会社3社の事例から、依頼前に決めておいてよかった点を取り出しました。3社とも公開済みのインタビュー記事があり、数字はそこに書かれた実績です。
◆岡山の印刷会社3社がSEOの依頼前に決めていたこと
| 会社 | 依頼前に決めていたこと | 公開されている成果 |
|---|---|---|
| 協同プレス様 | 月ごとの訪問者数の目標と、減少時も含めた報告 | 訪問者数が目標の800%以上(2,200人→17,900人) |
| フジイ印刷様 | 担当者が学びながら施策を重ねる進め方 | サンプル請求数300%増 |
| コトブキ印刷様 | ECサイト公開前に集客を始めるという順序 | ペルソナとターゲットの深掘りが社内に定着 |
事例①訪問者数800%達成と減少の報告を受けた協同プレス様
株式会社協同プレス様(岡山市・教材製作)では、2025年4月のサイト訪問者数が目標の2,200人に対して17,900人となり、目標の800%以上を達成しました。この事例で大事なのは数字そのものより、翌月に訪問者数が減少したときも、その原因と対策をそのまま報告し合えた点です。
2025年5月、Google検索にAI Overview(検索結果の上部にAIが表示する要約)が導入され、訪問者数は減少傾向に入りました。当社はその要因分析と、新規記事3本と既存記事1本のリライトを組み合わせる方針への変更を提案し、同社はそれを受け入れて進めています。

出典:【事例④】SEO戦略でウェブサイト訪問者数800%達成。協同プレス様とレイアップの挑戦!(スクリーンショットは筆者取得)
ECサイトへの転換率が下がった件も同じです。良い数字だけを報告する会社では、この判断はできません。依頼前に「悪い数字も月次で報告する」と決めておくと、施策を変える判断が早くなります。
この事例の2025年4月の数字を報告した月次の打ち合わせは、同社の協力を得て動画で公開しています。
事例②担当者が学びながらサンプル請求300%増のフジイ印刷様
フジイ印刷株式会社様(岡山・活版印刷や箔押しの印刷工場)では、SEOを中心としたコンテンツマーケティングを始め、サンプル請求数が300%増加しました。担当者の藤井様は、SEOやWebマーケティングを一から学びながら施策を一つずつ重ね、半年を過ぎたころからアクセス数と問い合わせが増えたと話しています。

出典:【事例③】サンプル請求数が300%増加。SEOを中心としたコンテンツマーケティングをスタート!(スクリーンショットは筆者取得)
ここでの決め事は「成果が出るまでの期間」と「担当者が中身を理解しながら進める」の2点です。半年という時間を最初に共有していたため、途中で成果が見えなくても方針を変えずに続けられました。
丸投げではなく担当者が学ぶ形にしたことで、施策の意味を社内で説明できるようになっています。依頼先を選ぶときは、報告書を渡すだけの会社か、担当者に理由まで説明する会社かを確かめてください。
事例③ECの公開前に集客を始める提案を選んだコトブキ印刷様
有限会社コトブキ印刷様(創業35年の印刷会社)は、手漉き紙を使ったECサイトの構築を予定していました。当社は「サイト公開後に集客を始めるより、先に集客してからECサイトを作るほうがよい」と提案し、同社はその順序に共感して依頼を決めています。

出典:【事例②】ECサイトのローンチ前にSEOによる認知拡大を提案。ペルソナやジャーニーマップの設定もご支援!(スクリーンショットは筆者取得)
依頼前に決まっていたのは、SEOの目的が「ECサイトの売上」であり、サイト完成がゴールではないという点です。目的が明確だったため、提案の良し悪しを同社自身が判断できました。
宗藤様は成果として、自分たちだけでは考えつかなかったターゲットやペルソナの深掘りができたと話しています。SEO会社を選ぶときは、施策の一覧より先に、自社の目的に対して順序や優先度を提案してくるかを見てください。
岡山でSEOを依頼する前に確認する5つのポイント
岡山でSEOを依頼する前に確認すべき点は、Googleが公開している「SEO業者の利用を検討する」というページにまとまっています。Googleは、実績・ガイドラインへの準拠・成果の測り方を面談で確かめるよう勧めており、この確認をしてから見積もりを比べるのが失敗しない順番です。

出典:SEO 業者の利用を検討する|Google 検索セントラル(スクリーンショットは筆者取得)
以下では、このページの内容と、上の3社の事例で実際に効いた決め事を、依頼前に確認する5つのポイントとして整理しました。
ポイント①任せる範囲と社内の役割を先に決める
最初に、SEOのうち外部に任せる作業と社内で担う作業を切り分けてください。Googleは、小規模な地域の事業者なら作業の多くを自分で行えるとしており、全部を外注する前提に立つ必要はありません。
フジイ印刷様の例のように、担当者が学びながら施策の意味を理解する形にすると、依頼先を変えるときや社内で引き取るときにも困りません。自社の商品やお客様を知っている社員が記事の題材を出し、会社には技術的な調査と改善の提案を任せる分け方が現実的です。
範囲を決めずに依頼すると、見積もりに含まれる作業が会社ごとにばらばらになり、社内で比較の説明ができません。稟議を通す立場の方ほど、この切り分けを最初の資料にしてください。
ポイント②提案の根拠をGoogle公式ガイダンスで確かめる
面談では、提案の根拠をGoogleの公式ドキュメントで説明できるかを確かめてください。Googleは、SEO業者の推奨事項を公式ガイダンスと照らし合わせ、根拠として公式ドキュメントを引用しているかを確認するよう求めています。
同じページでは、AEOやGEOと呼ばれるAI検索向けのサービスについても、生成AIに関するGoogleの公式ガイダンスに沿っているかを確認するよう書かれています。「独自のノウハウ」とだけ説明され、根拠が示されない提案には慎重になるべきです。
協同プレス様へのAI Overview対応の提案も、Googleの公開情報と当社の実測データを根拠にして説明しました。担当者が公式ドキュメントで根拠を確かめる習慣を持つと、依頼先の提案の良し悪しも判断できるようになります。
ポイント③成果の測り方と確認時期を契約前に合意する
契約の前に、何の数字で成果を測り、いつ確認するのかを会社と合意してください。Googleが面談での質問例として挙げる「期待される結果とその時期、成果の測り方」は、契約後のトラブルを防ぐ最も大事な確認点です。
測る数字は、Search Console(Googleが無料で提供する検索データの分析ツール)の表示回数・クリック数・平均掲載順位と、問い合わせやサンプル請求などのコンバージョン(成果につながる行動)が基本になります。順位だけを約束の指標にすると、アクセスが増えても売上につながらない状態を見逃します。
協同プレス様では訪問者数の月間目標を、フジイ印刷様ではサンプル請求数を成果の指標にしていました。月次レポートにこれらの数字が並ぶか、契約前に見本を見せてもらうと確実です。
ポイント④順位保証やリンク販売をうたう会社は避ける
「必ず1位にします」と約束する会社や、リンクの購入を勧める会社は候補から外してください。Googleは、検索結果で一番上に掲載されることは誰にも保証できないと明言しています。

出典:SEO 業者の利用を検討する|Google 検索セントラル(スクリーンショットは筆者取得)
また、Googleのスパムに関するポリシーでは、検索順位を操作する目的のリンクの売買を「リンクスパム」の例に挙げています。違反と判断されると、順位が下がったり、検索結果に表示されなくなったりするおそれがあります。
依頼した会社の手法でも、責任を負うのはサイトを持つ自社です。外部リンクの獲得方法を尋ね、具体的な説明が返ってこない場合は契約を見送るべきです。
ポイント⑤Search Consoleは閲覧権限で共有する
SEO会社にサイトのデータを見せるときは、Search Consoleの権限を閲覧だけに限定してください。Googleは、SEO監査の提案を受けた段階では読み取り権限のみを付与し、書き込み権限は渡さないよう勧めています。
あわせて、サイトに加えた変更をすべて報告してもらう約束を契約時に取り付けておくと安心です。Googleも、サイトにアクセスできる業者はすべての変更を進んで説明するべきだとしています。
権限と変更履歴を自社で管理しておけば、将来依頼先を変えたり、社内で運用を引き取ったりするときにも困りません。当社の支援先でも、Search ConsoleとGA4の所有者は必ずお客様自身にしていただいています。
岡山でSEOを依頼する費用と契約形態の3つの注意点
岡山でSEOを依頼する費用は、契約形態と毎月の作業量で大きく変わります。当社が2026年9月13日に岡山のSEO会社12社の公式サイトを確認した範囲では、公開されている料金は月9,800円の目安から月52.8万円まで開きがあり、最低契約期間は3〜6か月が中心でした。
金額の差は主に、記事制作を含むか、AI検索対策を含むか、レポートと改善作業をどこまで行うかで生まれます。金額だけを比べず、契約形態ごとの確認点を押さえてください。
◆SEOの契約形態と依頼前の確認点
| 契約形態 | 費用の考え方 | 依頼前に確かめる点 |
|---|---|---|
| 月額固定型 | 毎月定額で内部対策やレポートを受ける | 毎月の作業一覧、最低契約期間、解約後に成果物が残るか |
| 成果報酬型 | 決めた条件を達成したときに費用が発生する | 成果の条件となるキーワードが売上につながる語か |
| 制作込み型 | 制作費に基本的なSEOを含める | 公開後の記事追加や改善が別料金か |
注意点①月額固定型は毎月の作業内容で比べる
月額固定型は、毎月決まった料金で内部対策やレポートを受ける形です。同じ月額でも、記事制作や外部リンク施策を含むかどうかで中身が大きく変わるため、作業の一覧を出してもらって比べてください。
最低契約期間を設ける会社が多く、効果の確認に一定の期間が必要な点を前提にした設計です。解約の条件と、解約後に施策の成果物(記事・設定)が自社に残るかも確認しておきましょう。
注意点②成果報酬型は成果の条件を確かめる
成果報酬型は、決めた条件を達成したときに費用が発生する形です。「どのキーワードで何位以内を何日続けたら成果か」という条件が、自社の売上につながる検索語になっているかを必ず確かめてください。
検索数がほとんど無いキーワードで条件を満たしても、問い合わせは増えません。条件に使うキーワードは、自社で検索数と見込み客との関係を調べたうえで決めることをおすすめします。
注意点③制作込み型は公開後の運用範囲を確かめる
制作込み型は、ホームページの制作費に基本的なSEOを含める形です。公開時点の設定は整う一方、公開後の記事追加や改善は別料金になるケースが多いため、運用の範囲を契約前に確かめてください。
Googleは、サイトの再構築や新設を計画しているときがSEO業者の利用を始める最適な時期だとしています。コトブキ印刷様のように公開前から集客を設計できる会社なら、制作と運用を切れ目なく進められます。
岡山でSEOの内製化なら、株式会社LAYUP
私たち株式会社LAYUP(岡山市北区津島新野)は、SEOの施策を外部に任せ続けるのではなく、社内の担当者が自分で判断して回せる状態をつくる「SEO内製化・インハウス化研修」を提供しています。上の5つのポイントを社内で判断できる人を育てることが、依頼先選びで失敗しない一番の近道だと考えています。
研修は講義6回・受講2名までで、期間は2〜6か月から選べる設計です。料金は6か月プランで月額10万円〜(税別・初期費用無料)、対面とオンラインを組み合わせた形式で行います。
◆株式会社LAYUPのSEO内製化・インハウス化研修の内容
| 回 | 内容 |
|---|---|
| 1 | SEOの基本と変遷 |
| 2 | ペルソナと対策キーワードの設定 |
| 3 | SEO記事の構成の作り方 |
| 4 | SEO記事のライティング |
| 5 | CVR(成約率)改善のコツと見るべき指標 |
| 6 | 研修終了後に自走するための業務設計 |
事例①の協同プレス様は、その後この研修も受講されました。受講後のインタビューでは、見るべき指標と確認すべき項目が明確になり、感覚で進めていた施策を判断基準をもって検討できるようになったと評価をいただいています。
筆者(代表取締役 光田直史)は岡山の高校を卒業し、運送や不動産の仕事を経て、IT企業の製造部門で8年間勤務したのち、2022年に独立しました。事業部長と内部監査室長を兼任した経験から、判断の基準を社内に残す支援を重視しています。
「依頼先を選ぶ前に、社内でどこまでできるか知りたい」という段階からでもご相談ください。自社サイトの現状と社内の体制を伺い、任せる範囲と内製化する範囲の切り分けから一緒に整理します。無料相談はこちらからお申し込みいただけます。
岡山でSEOを依頼する前によくある3つの質問
岡山でSEOの依頼先を検討している方から当社によく寄せられる質問は、次の3つです。特に効果が出るまでの期間は、契約期間を決める前に必ず理解しておいてください。
質問①SEOの効果はいつ頃から出ますか?
SEOの効果は、変更の内容によって数時間から数か月かかり、一般的には数週間待ってから確認するのが目安です。GoogleはSEOスターターガイドで、変更すれば必ず目に見える変化が現れるわけではないとも説明しています。
フジイ印刷様では、成果を実感できたのは半年を過ぎたころでした。短期間で判断せず、ポイント③で決めた数字を月ごとに追いかけてください。
質問②MEOとSEOはどちらを先に依頼すべきですか?
店舗への来店が売上の中心なら、Googleマップに表示させるMEOを先に整えるのが近道です。Googleは、地域の検索結果が主に「関連性・距離・知名度」の3つで決まるとビジネスプロフィールのヘルプで説明しており、ホームページのSEOとは評価のされ方が異なります。
一方、商圏が県外に広がるBtoBの会社や、情報を調べてから問い合わせる商材では、ホームページのSEOが先です。MEOの依頼先は岡山県のMEO対策会社の記事も参考にしてください。
地方企業がSEO・MEO・リスティング広告などをどう組み合わせるかは、当社の動画でも解説しています。
質問③AI検索への対策は別に依頼する必要がありますか?
AI検索向けの対策を別サービスとして契約する必要はありません。Googleは、AI OverviewやAIモードに表示されるための追加の要件は無く、特別な最適化も必要ないと公式ドキュメントで説明しています。
協同プレス様の例のように、AI Overviewで訪問者数が減る局面はあります。その場合も、AIでは答えきれない具体的な悩みに応える記事を増やすという、通常のSEOの延長で対応できる問題です。AI検索対策の提案を受けたら、通常のSEOと何が違うのかをGoogleのガイダンスに沿って説明してもらってください。
確認点を決めてから岡山のSEO会社に相談しよう
岡山でSEOを依頼する会社は、候補を並べる前に、自社で確認点を決めてから選ぶと失敗を避けられます。依頼前に確かめるのは次の5点です。
- ポイント①任せる範囲と社内の役割を先に決める
- ポイント②提案の根拠をGoogle公式ガイダンスで確かめる
- ポイント③成果の測り方と確認時期を契約前に合意する
- ポイント④順位保証やリンク販売をうたう会社は避ける
- ポイント⑤Search Consoleは閲覧権限で共有する
面談の前に、自社のSearch Consoleで直近3か月の表示回数とクリック数を控えておくと、各社の提案が現状のどこを改善するものかを比べやすくなります。
この記事の要点は次の4つです。
- 成果が出た岡山の3社は、任せる範囲・成果の測り方・報告の受け方を依頼前に決めていた
- 依頼先の確認点はGoogleの公式ガイダンスに書かれており、面談で確かめられる
- 順位の保証やリンクの販売をうたう会社は、Googleの公式見解に照らして避ける
- AI検索向けに別の対策を契約する必要はなく、SEOの基本がそのまま有効
まずは「何を任せて、何を社内で担うか」を1枚にまとめ、候補の2〜3社に同じ条件で相談してみましょう。社内でSEOを判断できる体制づくりから始めたい場合は、株式会社LAYUPの無料相談をご利用ください。